まず、固形腫瘍をスキャンするための3Dスキャナーを設定します。切除した腫瘍標本を採取し、スキャンの準備をします。3Dスキャンが完了したら、スキャンを位置合わせして3D解剖学的標本を複製し、ファイルを3MFおよびOBJファイル形式で保存します。
検体を処理する準備ができたら、検体のグロス化を担当する病理学チームメンバーの隣にワークステーションを設置します。ラップトップ・コンピューターと外付けマウスをワークステーションに配置します。ラップトップのデスクトップからコンピューター支援設計ソフトウェアを開き、3Dモデルの仮想注釈を有効にします。
プラス記号のアイコンでマークされた[インポート]ボタンをクリックして、以前に保存したRAWスキャンの3MFファイルをインポートします。ペイントブラシツールを選択して、サイズ範囲を 15 から 30 に設定します。カラーパレットを使用して、ソフトウェアペイントの色を試験片の実際のインクの色に一致させ、各インク領域の境界の輪郭を描きます。
次に、ペイントブラシツールのサイズ設定を35〜45に調整し、インクを塗った各セクションを適切な色で塗りつぶします。プロセクタに相談して、インクが塗られたすべての面の精度を確認してください。キーに含めるために、インクを塗った各面の解剖学的方向に注目してください。