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Abstract

Biology

オートファジー関連4Bシステインペプチダーゼ阻害剤の細胞ベースの薬物スクリーニング

Published: June 30th, 2023

DOI:

10.3791/65464

1Laboratory for Molecular Cell Biology, University College London, 2Department of Human Medicine, Medical School Berlin

Abstract

高いオートファジーフラックスが腫瘍の進行やがん治療抵抗性に関連していることを示す証拠が増えています。個々のオートファジータンパク質のアッセイは、この経路を標的とする治療戦略の前提条件です。オートファジープロテアーゼATG4Bの阻害は全生存期間を延長することが示されており、ATG4Bががん治療の創薬標的となる可能性が示唆されています。当研究室では、細胞内のATG4B活性をモニタリングするための選択的ルシフェラーゼベースのアッセイを開発しました。このアッセイでは、ATG4Bの基質であるLC3Bを、海産カイアシ類Gaussia princeps(GLUC)由来の分泌可能なルシフェラーゼでC末端にタグ付けします。このレポーターはアクチン細胞骨格と結合しているため、アクチンを切断しても細胞の細胞質に留まります。ATG4Bを介した切断により、従来とは異なる分泌によってGLUCが放出され、細胞のATG4B活性の相関関係として細胞培養から上清を採取することで監視できます。このホワイトペーパーでは、このルシフェラーゼベースのアッセイを自動ハイスループットスクリーニングに応用する方法を紹介します。細胞ATG4B活性の例示的なハイスループット解析のためのワークフローと最適化について説明します。

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