chitosan/dsrna nanoparticle feeding for reverse gene functional studies in silkworm larvae
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October 4th, 2024
DOI :
10.3791/202478-v
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まず、カイコの幼虫に栄養を与えるためのキトサン二本鎖RNAナノ粒子を準備します。次に、摂食実験のために、同様のサイズの脱皮したばかりの5番目のインスターカイコの幼虫を選びます。各幼虫を6ウェルプレートのウェルに個別に入れます。
プレートを覆い、幼虫を24時間飢えさせます。次に、新鮮な桑の葉を脱イオン水ですすぎ、清潔なキッチンペーパーで乾かします。完全に乾燥させた葉を1センチ×1センチの葉の円盤に切ります。
使用前に、キトサンdsRNAナノ粒子をヌクレアーゼフリー水に500ナノグラム/マイクロリットルの濃度で溶解してください。10マイクロリットルのキトサンdsRNAナノ粒子をコーティングし、制御キトサンナノ粒子、および裸のdsRNAを各桑の葉ディスクの表面に別々に塗布します。溶液を葉ディスク上で室温で5分間風乾させます。
次に、ナノ粒子でコーティングされた葉板またはdsRNAでコーティングされた葉の円盤を毎日各幼虫に提供してください。コーティングされた葉の円盤が幼虫によって完全に消費されたら、毎日、新鮮な桑の葉を提供します。6日目に、幼虫が動かなくなるまで氷の上に置きます。
幼虫を解剖するには、清潔なペトリ皿の上でハサミで胸部を切り取り、ピンセットを使用して中腸を引き出します。内容物を削除した後。ヌクレアーゼフリーの水でペトリ皿で中腸を洗います。
1.5ミリリットルのチューブで中腸をマイナス70°Cで凍結します。カイコにキトサンdsRNAナノ粒子を給餌すると、対照処理と比較してBmToll9-2転写産物レベルが79%減少しました。BmToll9-2サイレンシングキトサンdsRNAナノ粒子で処理されたカイコの幼虫は、対照の幼虫よりも目に見えて小さかった。
BmToll9-2のサイレンシングされた幼虫の繭も、対照群のものよりもかなり小さかった。
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