まず、デスクトップコンピューターでデータ分析ソフトウェアを起動します。ファイルをクリックし、ブラウザをクリックしてフォルダを選択し、取得した画像データを含むフォルダを開きます。選択した画像に関連する複数の行を選択します。これには、感染していないコントロールや過飽和の画像を除外するものが含まれます。
イメージIDをラボノートに書き留め、2回目のイメージングセッションで登録した情報も書き留めます。[グループとしてロード]をクリックして、選択した画像を組み立てます。次に、保存アイコンをクリックして、新しいシーケンス画像を新しいフォルダに保存し、必要に応じて生データを再分析します。
次に、オプションをクリックしてから[表示]をクリックし、ビニング係数を選択して、各画像に使用されるビニングを特定します。取得したビニング係数は、シーケンス内の各画像の上部に表示されます。すべてのビニング係数を同じ値に修正するには、まず、調整する画像をダブルクリックします。
ツールパルウィンドウで、画像調整オプションをクリックし、適切なビニング係数を選択します。感染していないマウスの画像をダブルクリックし、単位フィールドで[カウント]オプションを選択します。カラースケールを最小値の 600 に調整します。
単位フィールドで輝度オプションを選択して、結果の画像の放射輝度を表示します。シーケンスウィンドウがアクティブな状態で、単位フィールドでradianceオプションを選択します。カラースケール制限領域の個々のボックスを無効にして、ツールパレットのカラースケールとカラーテーブルを調整します。
対数スケールと手動ボックスにマークを付け、感染していないコントロールに従って最大スケール番号を設定し、信号が最も高い領域を最大値として設定します。すべての画像に同じスケールを設定したら、各画像をダブルクリックし、ウィンドウを最大化し、グラフィックのエクスポートオプションを使用して画像ビューを画像形式でエクスポートします。ファイルに処理ごとに名前を付け、その後にマウス ID と時点を続けます。
シーケンスから画像をダブルクリックします。ツールパレットウィンドウで、ROIツールセクションをクリックし、四角いアイコンを押します。マウス全体に長方形を描きます。
作成したROIの境界線をクリックし、各マウスに同じROIをコピーして貼り付けます。次に、記録する ROI に名前を付けます。次に、ROIツールセクションの保存アイコンをクリックします。
ボックスを選択し、シーケンスに適用します。次に、ロードをクリックして、保存したROIをすべての画像に適用します。各マウスのROIの位置を調整して、測定領域により適したマウスにします。
すべてのマウスにラベルが付けられたら、ROIの測定オプションをクリックします。ROI 測定テーブルが表示されます。測定タイプを放射輝度に、イメージ属性をすべての可能な値に、ROI ディメンションをセンチメートルに設定します。
次に、[すべて選択]オプションをクリックしてからコピーをクリックします。データをテーブル分析ソフトウェアに直接貼り付けます。データ列を整理して、グループを適切に並べ替えます。
次に、スプレッドシート内のグループごとにデータを色分けします。同じマウスの腹側と背側の総フラックス値と一致するように、合計フラックス値を配置します。次に、それらを合計して、各マウスの全身生物発光を取得します。
各グループの合計値の平均と標準偏差を計算します。データを統計ソフトウェアにプロットしてグラフを生成します。最後に、生物発光画像を含むパネルを作成します。
各マウスを列に、時間点を行に配置して、薬効マトリックスを構築します。生物発光法を抗寄生虫薬の評価に応用すると、ここでポサコナゾールに代表される試験化合物と、シャーガス病に用いられる標準的な薬物治療薬であるベンズニダゾールを1日1回100ミリグラム/kgで投与した場合とを比較するための薬効マトリックスが構築されます。この縦断的研究では、未治療群と治療群を比較することにより、感染の時間経過が示されています。
この結果は、生物発光の減少によって示される寄生虫負荷の減少、または寄生虫負荷の増加とそれに伴う光検出によって示される再発のいずれかを示しており、効果のない化合物または治療レジメンを示唆しています。定量化された光は、感染時間の関数として、1秒あたりの光子数で表される腹側と背側の合計フラックスで表されます。